在宅医療

■■在宅医療とは

 

 在宅医療とは、おひとりで通院が困難な患者様のもとに、医師が計画的に訪問し、治療や健康管理等を行うものです。定期的な訪問以外にも、緊急時に必要に応じて臨時に往診したり、専門的な医療機関への紹介や入院の手配なども行います。

 

 在宅医療は、病気の治療はもちろん、床ずれやロコモティブシンドロームなどの新たな疾患の予防、リハビリの指導、栄養状態の管理など、自宅や施設で安心した生活をおくるための役割もになっています。

 

 

■■在宅医療を受けるには

 

① 地域連携室やケアマネージャを介して、または直接のご相談

 ご相談をいただきましたら、患者様やご家族様の希望をおうかがいし、当院での在宅医療の内容についてご説明いたします。

 

② 在宅医療のお申し込み

 治療中の医療機関からの診療情報提供書をもとに、ご希望にあわせて当院で診療計画を作成いたします。ご了解いただけましたら、ご本人様か代理のご家族様で同意書にご署名ください。この際、健康保険証、介護保険証、限度額認定証※、原爆被爆者健康手帳※、身体障害者手帳※、生活保護受給者証※なども、あわせてご提出ください。

  ※ご本人様名義の証明がある場合

 

③ 在宅医療の開始

 原則月2回以上の定期的な訪問診療を開始します。診療スケジュールは、担当のケアマネージャーやご利用の介護保険事業所と協力しながら、患者様のケアプランに沿って柔軟に対応いたします。